コメディ

Amazonプライムで、メリッサ・マッカーシーの「BOSS」を観ました。この人、とても面白いコメディアンですが、こんなにアクションがすごいとは思わなかったです。階段から転げ落ちたり、ソファベッドが跳ねてぶっ飛ばされて壁に激突したり、ともかくスーパーアクションの連続。豆タンクみたいな体型で、ほんとすごい能力です。
意地悪な悪女をやってるんだけど、チャーミングで憎めない。ほんとすごいタレントだな、と感心します。そして、この人の特性を生かした作品作り、そこがプロデュースの腕なんでしょうね。考えてみると、アメリカにはコメディ女優の系譜があるのですよね。私の知ってる限り「アイラブ・ルーシー」。
ルシル・ボールという、子供の私から見たらおばさんが、ハチャメチャな未亡人で、財産管理をする弁護士さんがほんとに苦労するの。弁護士さんにおねだりするときの「ムーニーさーん」て甘える姿が、子供心に笑えました。スタイルのいい素敵な女優さんでしたね。マレーネ・ディートリッヒぽくて。 なんだか遅い時間だったけど、親が見せてくれたのは、別に悪いもんじゃない、って判断したでしょうか。そういえば「コンバット」も、毎週見てましたね。ま、あれは軍人だった父のノスタルジーでしょうけど。あとは「奥様は魔女」も、コメディで面白かったですね。
日本のコメディ女優さんて、ミヤコ蝶々さんでしょうか。あんまりどれを見た、って覚えはないけれども、名前だけは知ってます。次は森光子さん。「時間ですよ」とか、派手ではないけど、コミカルな雰囲気作りが光ってました。いま、いないかな。でできてほしいなー、日本にも。

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